安芸太田町にあるレトロな街並み、加計本通り商店街へ行ってみました。
どこで知ったのかはもう思い出せませんが、そのノスタルジックな雰囲気に惹かれて以前から興味のあった場所です。
広島県の北西部にある安芸太田町は、平成の大合併において加計町、戸河内町、筒賀村の3つの町村が合併してできた町。
地域の大部分は山林におおわれ、その町内を横断するかたちで一級河川の太田川が流れています。
広島市方面から太田川に沿った山あいの国道を進んでいくと、やがてトンネルを抜けた先に趣のある加計の町が出現します。
旧加計駅跡にある交流館前へ車を停めて付近を散策。交流館の横には老舗の鯛焼屋(お店自体はリニューアルしていて新しいみたい)もあり、運転の休憩ついでに立ち寄られているのか思いのほか人がいました。鯛焼きは尻尾の部分まで餡ぎっしりで美味しかったです。
4方向に延びる道と3本の川が交わるこの地域は、その佇まいからかつて人々の往来で栄えていたことが想像できますね。今でも夏祭りや秋の楽市などが続いているそう。
加計はJR可部線の路線が廃止された区間。商店街の中を路線バスが走ります。
人通りは少ないものの店舗は営業しており、静かながら人々の営みを感じる空気が流れていました。すぐ近くには加計高校があり部活帰りらしき生徒もちらほらと。
あいにくの曇り空でしたが歩いていて楽しかったです。夏空だともっと映えたでしょうね。