もう1か月以上前ですが、8月の頭に山口へ行ったときの写真です。
前日の午後に思い立ったので手頃な宿はなく、車中泊できる季節でもなかったため、とりあえず日帰りで回れるだけ回ってみました。
防府天満宮
お隣ということもあり、個人的にはそこそこ訪問回数の多い山口ですが、有名どころの中ではまだ行ったことのなかった防府天満宮。
朝の早めの時間帯に着いたので空いていて、のんびり写真を撮りながら歩けました。
この日は3日間にわたる菅原道真の生誕祭初日だったらしく、夜は出店などが催されたよう。
敷地内では地元の高校生による剣道の大会が開かれており、真剣勝負にしばらく見入ってしまいました。
武道に打ち込む学生時代ってめちゃくちゃ尊いですよね。自分が学生の頃は何も感じませんでしたが、大人になった今では憧れます。
周防国分寺
防府天満宮から歩いて行ける周防国分寺。大きな仁王門と金堂、そして境内の立派な木々。
この楠は樹齢600年ほどだそう。
道の駅 潮彩市場防府
鮮魚店や惣菜店、食堂などの店舗がある施設。昼時でにぎわっていました。
市場って、見ていて楽しいですよね。
大平山山頂公園
ここはですね、なんだか不思議な場所でした。
かつてはロープウェイで登ってこれたようですが、平成27年に廃止されたそう。
ロープウェイ乗り場には今でもゴンドラが残置されています。
現役時代にはいったいどれほどの人々の思い出を彩ったのでしょうか。
降り注ぐ日差しは強いけれど、高度があるため肌感としては涼しく、凛とした雰囲気の中で有線放送の福山雅治の声が響いていたそんな場所。なんだか真夏の白昼夢を見ている気分でした。
秋吉台
ススキの時期もいいけれど、夏空も素敵ですよね。
湯田温泉
秋吉台から日本海側へ抜けるか迷いましたが、汗を流しに銭湯へ入りたくなったので山口市の湯田温泉へ。
コンクリートな温泉街は思っていたより人が多くて活気があった。
「雨ニモマケズ、」は宮沢賢治ですが、湯田温泉は「汚れつちまつた悲しみに」の中原中也の出生地。
宿泊客じゃないのに、ついのんびり過ごしたくなる空気が流れていました。
汗を流してすっきりしたら、再び秋吉台へ。
秋吉台(夜編)
長者ヶ森駐車場に車を停めて、1人遊歩道の中に入って行きました。
「いたとしても小動物だ」
そう自分へ言い聞かせるものの、暗闇の中、周囲で物音がする度に反応せずにはいられなかった。
おしまい。
似たような画の写真が多くて整理に時間がかかったので、同じ場面で何枚も撮らずに済むように、1枚1枚の質を上げていきたいと切に思いました。